磨いた技術を手に、
ビジネスに貢献する。
プラットフォームソリューション/エキスパート
T.K.(2015年入社)
PROFILE
大学では工学部で環境エネルギー領域を学ぶ。就職活動では生まれ育った大阪から上京し、IT業界での開発職を志望。面接に対応してくれた社員の人柄に魅力を感じ、アクティスへの入社を決める。入社後はインフラエンジニアとして設計・構築を担当。多様な製品や機器に触れながら、ITサービスを支えていく仕事に面白さとやりがいを見出し、入社から10年以上経った現在も同部署で活躍中。
CAREER
2015
第一プラットフォームソリューション部に配属。サーバー機器の移行やサーバーへの負荷を振り分ける機器に関連する設計を担当。
2017
AWSプラットフォームの運用を担当。お客様からの問い合わせ対応や新規サービスとの連携を担い業務の幅を広げる。AWS関連資格も取得。
2018
リーダーに昇進。自動化ツールやパッケージ管理製品に関連した複数の案件を担当。Linux関連資格を取得。
2022
アシスタントマネージャーに昇進。フロントとしてお客様との打ち合わせや、案件管理をはじめとしたマネジメント業務を担当。
2023
エキスパートに昇進。
プロジェクトを動かし、メンバーを活かす大切さを知った。
私は、お客様のITインフラに関わる設計・構築を主に担当しています。ここ数年は複数のプロジェクトを管理するPMとして、案件の進捗管理、お客様への報告、メンバーから寄せられた技術的な相談への対応、調査、ドキュメントのレビューなど、さまざまな業務を担っています。
入社当時を思い返すと、業務に慣れてきたころに私が中心となり、インフラ環境の構築を任されたことがありました。その際に、周囲の仲間と協力して仕事を進めていく経験をして、今につながる大切な学びを得ることができました。現在、若手などの経験の少ない方をマネジメントする際には事前に案件の目的やポイントを伝え、ゴールまでのイメージをメンバーと共有することで、安心して業務に取り組んでいけるように意識しています。思えばリーダー、アシスタントマネージャーと昇進するたびに難易度の高い案件を担当するなど、成長機会を多くいただきました。以前、途中からアサインされたプロジェクトでは、現状を把握するために資料を読み込み、検証を重ね、安全にインフラを運用できる環境を構築できたことも自信になりました。
また、ITを支えるインフラエンジニアは各地で出張対応する機会もあります。以前担当した北海道の案件では、データセンターに設置されたサーバーがプロジェクト終盤に想定どおり動作しないことがあり、設定やログを追いながら3日で修正し対応しました。プロジェクトを進める中では想定外の事態が発生する場合もありますが、限られた時間で解決することで技術者としても管理者としても大きく成長できたと思います。
技術を追求し、新たなサービスの開発に携わりたい。
インフラエンジニアは、インターネットを用いた事業やサービスを展開するうえで必要不可欠な存在です。さまざまな製品や機器に触れる機会が多く、アップデートされ続けていくIT技術に触れるこの仕事は“縁の下の力持ち”ながら、とても奥深く面白い仕事だと思います。
今後は、新たな技術の調査研究や新規サービスの立ち上げに関わりたいと考えています。社内では新たな技術を学ぶ取り組みが行われており、実際に生成AIの活用に向けてテストを重ねています。既存の他社サービスを利用せず、アクティス独自で生成AIのサービス開発を推進する中で、私はインフラエンジニアとして社内でのサーバー設置に関わりました。入社から約10年にわたり技術を軸にした仕事に携わりましたが、「培った技術を活かし、新たなサービス開発に携わることでビジネスに貢献したい」と入社当時から考えていたので、確かなやりがいを感じています。
2024年には、経営目線を学ぶビジネス系の研修を受講しました。自身がもつ技術をどう活かし、どう売り出していくのか。社会にイノベーションを起こすためには、何が必要なのか。入社10年を経て、新たな目線で仕事を広げていく可能性が生まれてきたことにやりがいを感じています。これからも技術を追求しながら新たなサービス開発に携わり、アクティスの新たな事業軸の一つとして世に出し、育てていくことができたらと思っています。
MESSAGE
最後に、就活生・求職者の方へメッセージを。
アクティスは、社員の思いや意欲を大切にする社風です。一人ひとりの意見やアイデアを活かすとともに、スキルを磨ける機会が増えました。私は入社当初から多様な技術に触れ「次はこの技術を学びたい」とリクエストを出しながら、3年ほどのスパンで新たな技術を学んできました。技術への探求心や好奇心の強い方は、アクティスで存分に活躍できるチャンスがあると思います。お客様の課題解決に向けて前向きにチャレンジできる環境で、ぜひ一緒に働けたらと思っています。
※本記事は、2025年2月に実施された取材に基づいています。